RF事業

RF事業について

燃焼ゼロ・排水ゼロ・埋立ゼロの地球に負荷をかけないリサイクル・システム。
回収した産業廃棄物の98%を再資源化します。受託した廃棄物は、再資源化後セメント会社にて石炭代替燃料として活用されます。

リマテックグループの
RF事業とは

リマテックのコア事業

1960年代頃から社会問題化していた海洋汚染。
その主原因である廃油や廃液を適切に、環境に負担をかけずに処理したい。
そんな思いから、リマテックで開発された「RF」は、可逆的チキソトロピー性を有するセメント焼成用補助燃料組成物(特許第3039644号)を、Reclaiming Fuel(廃棄物を利用した再生燃料)と称したもの。
日本で初めて開発した独自のミキシング技術は二次公害の発生を伴わずに、受け入れた産業廃棄物のほぼ100%を、RFにうまれかわらせることを可能とし、石炭代替燃料として再資源化されることから、CO²削減などの環境負荷低減に貢献し、近年はアジアへも技術支援を行っています。

RF製造フロー

石油精製会社、半導体産業、鉄鋼機械産業、自動車産業→受入検査、性状分析→プラントミキシング→再生燃料→セメント製造工場

2015年度生産量:石炭換算で約68,000トン→16.0万トン相当のCO²排出を抑制

リマテックグループのRF事業を支える企業

株式会社レックスRF

株式会社レックスRFでは、様々な産業から排出される廃棄物を、
石炭代替燃料(RF:Reclaiming Fuel)に再資源化し、販売します。

  • 当社独自のミキシング技術
  • 廃棄物同士のマッチングノウハウ

を駆使し、徹底した廃棄物管理・安全管理・環境管理で
お客様からお預かりした廃棄物をリサイクルします。

  1. 当社独自の特許技術により、様々な廃棄物の再資源化が可能です
  2. 燃焼ゼロ・廃水ゼロで二次公害の発生を伴いません
  3. RFは石炭代替燃料として販売され、最終処分を伴いません

株式会社レックス九州

株式会社レックス九州では、入荷された産業廃棄物は専門の分析署内より全て成分分析を行い、その後、混合試験にて化学反応による発熱等のリスクをpH・温度などあらゆる角度から洗い出し、細心の注意を払いながら日々、産業廃棄物中間処理を行っています。
また、混合にて製造されるRFに対しては、石炭に代わる代替燃料としての熱量(カロリー)確保に向け、更なる品質向上と安定生産確保に向け日々、研究を重ねています。
2013年12月の工場再建当初に比べ、工場稼働率も上がり、出荷量も順調に伸びてきていますが、これからも「安全・安心・信頼」を念頭に日々、安全第一で取り組んでいきます。

RFの出荷量

対象/株式会社レックスRF,株式会社レックス九州

年度 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012 2011
RF燃料出荷量(t) 102,382 98,041 86,795 109,118 97,400 82,546 103,603 110,954 102,777
リサイクル率 98.8% 96.1% 92.1% 92.3% 90.2% 98.6% 98.9% 98.4% 96.9%
石炭換算(t) 71,667 68,629 60,757 76,383 68,180 57,782 72,522 77,668 71,944
CO²発生抑制量(t・CO²) 180,602 172,944 153,106 192,484 171,814 145,611 182,756 195,723 181,299
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